AT&TもiPhone用WiFi モバイルホットスポット機能を拡充予定!? Verizon版に対抗か

Tweet AT&T Allows Wireless Mobile Hotspot for iOS 4.3 Users (MacRumors) 先日のVerizon iPhoneについてのエントリーでもご紹介したモバイルホットスポット機能だが、これは実は大きな抱え込み戦略である。というのも、アメリカのネット回線は遅すぎるからだ。未だにほとんどのオフィスではマックスでもT1レベルのスピードしか使えていない。つまり、今後の4G回線を見越せば、オフィス利用でもiPhoneをハブとして活用することができてしまうくらいだ。(通常はオフィスには住居用のネットをひけないことになっているが、さすがにこれを規制する方法はデータ利用料くらいしかないだろう) いちおうプロのブロガーとして活動している筆者の自宅であっても、実は5Mbpsくらいしかでていない。日本に比べると遥かに遅れているのはいうまでもない。(光ファイバーはまだ自宅の地域には届いていないようだ) 以前中国の3G案件を手がけた時にあった話で、中国の田舎に地上線をひくくらいならTD-SCDMAをひいたほうが早いという話だったが、アメリカも中国のことを笑えるような状態ではないのだ。 ということで、どうやらAT&Tもこの機能を新OS(iOS4.3)でサポートするらしい。ハード的には問題なく、キャリアがサポートするかどうかにかかっているということで、強敵Verizonに対抗するにはやるしかない、というのが本音だろう。 One of the distinguishing features of the Verizon iPhone was the new ability for iPhones to act as a mobile wireless hotspot for other devices. This allowed customers to use their iPhone’s data connection to share internet with up to 5...