Ningがいよいよフェイスブックとグーグルログインに対応

手軽にSNSを作成できるNing (ニング)は、先日の有料化前後からどうもオープンソーシャルの世界から少しつまはじきにされているような気配があったのだが、最近はどんどん機能を拡充しており、依然筆者はビジネスチャンスとしての Ning に大きな関心を寄せている。特にNing Pro サービスは最近ランディングページやモバイルアプリにも対応するなど矢継ぎ早の機能拡張を実装してきている。

そんなNingのネックはやはり独自のNing IDをもとにしたログイン制度だった。最近では、ほとんどがフェイスブックやグーグル、あるいはツイッターのアカウントでのログインを許すようになってきている。ユーザー数がべらぼうに多いこれらのサービスのIDをそのまま活用することはユーザーにとってのみならず、彼らより小さなビジネス側にとっても大きな魅力であるはずだ。

そして、Ningもいよいよオープンソーシャルの流れに乗り、他サービスとのID連動に乗りだした。まずはフェイスブック、グーグル、そしてYahoo!である。ツイッターが含まれてくるのかどうか微妙なところだが、今や普通のネットユーザーはこの3つのアカウントのどれかは使っているはずだろうから、これによりNingの利用環境も向上するだろう。

早速意力運営のサイトにも導入してみた。こちらは今週立ち上げたソーシャルメディアレポートSNS

Social Media Report

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。