手軽にSNSを作成できるNing (ニング)は、先日の有料化前後からどうもオープンソーシャルの世界から少しつまはじきにされているような気配があったのだが、最近はどんどん機能を拡充しており、依然筆者はビジネスチャンスとしての Ning に大きな関心を寄せている。特にNing Pro サービスは最近ランディングページやモバイルアプリにも対応するなど矢継ぎ早の機能拡張を実装してきている。
そんなNingのネックはやはり独自のNing IDをもとにしたログイン制度だった。最近では、ほとんどがフェイスブックやグーグル、あるいはツイッターのアカウントでのログインを許すようになってきている。ユーザー数がべらぼうに多いこれらのサービスのIDをそのまま活用することはユーザーにとってのみならず、彼らより小さなビジネス側にとっても大きな魅力であるはずだ。
そして、Ningもいよいよオープンソーシャルの流れに乗り、他サービスとのID連動に乗りだした。まずはフェイスブック、グーグル、そしてYahoo!である。ツイッターが含まれてくるのかどうか微妙なところだが、今や普通のネットユーザーはこの3つのアカウントのどれかは使っているはずだろうから、これによりNingの利用環境も向上するだろう。
早速意力運営のサイトにも導入してみた。こちらは今週立ち上げたソーシャルメディアレポートSNS。