思わぬ大災害で気を取られて少し間が空いてしまったが、今回の震災ではソーシャルメディアのめざましい大活躍があり、世間での注目は俄然高まってきたと言える。
ソーシャルメディアにはブログ、SNS、動画共有、ゲーム、ウィキというカテゴリが存在するが、やはりブログはこの中でも個人のブランディングに直結する部分であり、手軽に情報を発信できる自前メディアを構築するのにもっともてっとり早い方法であるから、より多くの方々にブログを活用頂きたいと考えている。
前回はプロブロガーがどのように収入を得ているかについては、その人のブログを見れば一目瞭然であるということをお伝えした。
これをもう少し突っ込んで説明したいと思う。
下記は前回も紹介した意力ブログのトップページである。この部分は2010年1月1日という日付になっているがワードプレスの機能を使って常にブログのトップにくるように設定してある。
少し見にくいのでテキストだけを抽出してみよう。
当意力ブログは「時間と距離を超えて読者に希望と気づきを届ける」 ことをモットーに北米から最新のオンラインマーケティング事情、電子出版、ソーシャルメディアに関するエントリーを中心にお届けします。 管理人公式サイト
連載は右側のCategoriesからまとめてお読み頂けます。硬派の方には「開国論」、ネタ系は「IME」と「うぃる爺」を、ティーンには「縞馬」をお勧めしますが、もちろんどれを読んで頂いても構いません。たまに長編に当たるとかなり長い時があるので、エントリーの長さ(尺)別にも分類してあります。RSSフィード意力ブログから生まれた書籍→ 「電子出版の未来図」(PHP新書)、『ソーシャルメディア革命 「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
執筆・講演・取材・ソーシャルメディア・コンサルティングの依頼はコチラにて
ここは、ブログのいわゆる顔の部分である。ツイッターのプロフィールの重要性についてはいろんな本で紹介されているのでもはやご存知かと思うが、この部分は何度も練りなおして作成されたものであり、伝えたいことができるだけ簡潔に伝わるようにしてある。勿論、コンテンツは適宜更新している。
ここではまず
1 ブログの性質を説明している。これにはキャッチフレーズが有効だと考えた。ここでは最初の太字の部分である。これがつまり意力ブログのミッションステートメントである。
2.次にブログのエントリーで主にカバーするジャンルを説明してある。最初の著書でも分かるように、意力ブログはもともと北米で展開されている電子出版市場について、日本に先駆けて情報を提供する形で執筆が始まったものだ。(これは後に説明する「地の利の活用」と「パーソナルブランディング」の例として紹介したい。)
3.公式サイトにリンクが貼ってある。これはNing(ニング)というシステムを使って作成されたサイトへのリンクである。ちなみに私はこれ以外にも数多くのNingサイトを運営している。(それらの中には課金会員制のものもある)
4.著作を説明している箇所がある。私は自分のことをブログ作家と名乗っているが、その所以はここを見てもらえれば分かる。どうやらブログから本の出版をしているらしいとわかる。
5.そして、最後の部分にも注目。執筆・講演・取材・ソーシャルメディアコンサルティングという文字が続く。どうやらブログを主体としながら、これらの収益源も存在するらしい。
そして、ブログ本体に戻りサイトの横(サイドバーと呼ばれる)の部分にも注目したい。
様々なウィジット(ブログパーツ)が貼りつけてあるが、一番右側にはSPONSORED BYと書かれた広告が二つでている。どうやら、これは俗にいう「純広告」かあるいはそれに類するものであるらしいことが分かる。
その下には著作へのアマゾンリンク、そしてアフィリエイトリンクが続く。最後にあるのはおなじみグーグルのアドワーズである。
では、これらが実際にどのような収益を生み出すのか、その詳細については細かくプロブロガー道場で説明したいと思う。
次はブログを書く際に重要な独自の視点、最近の流行語で言うところの「視座」の話、そして集客方法について話していく予定。
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