キンシャサへの手紙

その日、彼女は僕の妹になった。画面に映った背中には、大きな火傷の跡が。

数ある武装勢力の一つに親を殺され、レイプされ、小屋に火をつけられた。彼女は僕を知らない。

会ったこともないのだから。

だけど僕は今日もコンゴの妹に手紙を書く。

ネットで繋がる心の絆が彼女の家族を増やすことを信じて。

(*上記は140文字という制限のあるツイッター小説という形式で書かれたものです。小説というより詩みたいになっちゃってますが 苦笑)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。