BPの原油流出事故を模したパロディ動画

まったく手立てがないまま毎日膨大な量の原油を海底から垂れ流して(!?)いるメキシコ湾「ディープ・ウォーター」でのBP原油流出事故。
起きている現象はごく単純なのだが、現代人類の叡智を総結集しても何の対抗策も講じられないこの状況を見ると、やはり自然の偉大さと人間の無力さを思い知らされる。

WSJは24日付の記事でBPのリスク予測に誤りがあった可能性が高いことについて言及した。

この事故を前に右往左往したり責任をなすりつけあったりしているBPや他の当事者達を揶揄する内容の動画がYou Tubeにアップされて話題を呼んでいる。すでにギズモード・ジャパンでも取り上げられたので、ご覧になられた方も多いと思うが実際に起きている現象をうまく表現して人間の無力さを伝えている部分もあるので当ブログでも取り上げることにした。

原語は英語だが、ギズモード・ジャパンが日本語の解説をうまくしているので、そちらへのリンクを貼らせて頂く。
原油流出事故を起こしたBPで、コーヒーをこぼしたら(動画)

非常によくできていると思うが個人的には、もう一捻り加えることができそうな感じがしている。テーブルの上でこぼれるコーヒーは紙コップじゃなくてポットにして、ずっとこぼれ続けている感じにするとか。(実際には半分で止まるはずだが、それが今回の件でも当てはまるのかにも興味あったりして)

実際には本当にシリアスな状態なので、一刻も早く抜本的な対応策が講じられることを願うばかりだ。いくら遠くだとは言え、海は地球上でつながっているので、決して「対岸の火事」として楽観視すべき問題ではないことは言うに及ばないだろう。

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。