あっという間に8月突入。アメリカは何とかデフォルト回避したが、根本的な問題解決にはならず。新潟では雨による水害がひどく、韓国のソウルも大変で死亡、行方不明が一昨日時点で60人以上でているとか。そして、福島第一原発では10シーベルト毎時(測定上限)というとんでもない量の放射能漏れが計測されたという。
そんな月初めに行ってきました、麹町スタジオ。ピンマイクなんかも初体験しちゃったりして。
ホストは後藤たくひろさんと、はなまるアナの堤信子さん。たくひろさんとは先日お会いしてたので、今日は堤さんとお会いするのを楽しみにしていました。
前半は普通のトーク、台本がないのですべてが成り行きで進んでしまうというかなり緩い感じですが、これがなかなか面白い。ラジオではずっと正面に話し相手がいたのですが、今回は横並びだったので視線にやや苦労しました。
ラジオの時の反省を踏まえて、できるだけゆっくり話してみたのだが、今回はどうだったでしょうか。
前半は自己紹介から始まり、最新著作の紹介にソーシャルメディアの日米の違いなど、そして後半は文房具好きの堤信子さんの「文房具ナイト」コーナー。
私は高価なペンなどもっていても、すぐに失くしてしまうので、長持ちするのがいい文房具、ということくらいしか話せない。しかし、デジタル文房具なら!ということでブロガーにとっての必需品であるキーボードやお気に入りのトラックボールやらマウスやらを紹介してきた次第です。特に左手マウスの効能について力説。(左手マウスと聞くと、たまに下世話な突っ込みする男性がいますが、今回はスルーで (笑))
最近周りで、テレビで長年活躍してこられた方々が、Ust やYouTube に新しい活躍の場を見つけて、独自メディアを配信されるという話をよくお伺いすることがあります。
ある意味電子出版でも起ころうとしている「中貫き」モデルが映像の世界でも成り立ちつつあるわけですが、コンテンツの問題以前に「紙」から「電子」へと次元の異なる移行を抱えて、フォーマットやら体裁やらに苦労しないといけない電子出版に対して、映像の世界は同じデジタルコンテンツ同士の移行だから親和性が高い。つまり、堤さんみたいなビジュアルがよくて話せる「プロ」がいると、番組としては成り立ちやすいのでは。後は収益構造だが、こういうUst番組でも冠スポンサーがついてくれる可能性は今後十分にあるでしょう。
世間は大不況に大災害、 どこも苦しい中、多くの人が見ても満足できるようなコンテンツとしっかりとした集客構造ができていれば、突出する番組は必ず出てくるはず。ということで、前回のラジオ+Ust にも大きな可能性を感じたのですが、今回もまた草の根メディアとしてのソーシャルメディアの可能性に大きな希望を感じました。大手企業じゃなくてもいいから、スポンサーさんがこういう番組につくようになって欲しいですよね。
しかし、驚いたのは堤信子さんがテレビやネットで見るのとまったく同じ、というか実物はそれ以上の美人さんだということ。やはりテレビの世界に長くいらっしゃると、あぁいう風にオーラをキープし続けるものなんですね、いやお見それしました。(すっかりファンに)
本当は以前使ってたBREEの名刺入れとかペンなんかをお見せしたかったんですが、全部失くしてしまったので。。。失礼しました。
(オマケ) 堤信子さんとの2ショット サイン入りで最新著書「旅鞄(トランク)いっぱいのパリ・ミラノ」も頂いてしまいました。