いよいよ後1時間ほどでアップルの発表が行われる。
まさに世界中のメディアが注目する瞬間だが、すでに実機を見た人もいるようだ。
筆者としてはハードのデザインよりもコンテンツ提供のプラットフォームがどうなるのかに注目している。
はたして、キンドルよりもパブリッシャーに対してフレンドリーな環境が提供されるのか、それはApp Storeとは別のものなのか?
また多言語対応の部分にも注目したい。これまではiPhone アプリのリリースは国別であったが、これは同じ形が踏襲されるのか、それともデジタルコンテンツにはもっと世界標準化されたものが準備されるのか。
気になる価格だが、Verizonの3Gプラン(2年契約)で699ドルといったところか。もしもKindleDXの価格(489ドル)を割り込んでくるようなことがあると面白いのだが。。。
対するアマゾンは権威あるHarvard Business Reviewの独占権を取得したりするなど、プレミア性の高い出版物を囲い込む形で応戦してきているようだ。
はたしてどうなるのか。筆者も午前中はニュースに貼りついて速報をお届けしたいと考えている。(本当は現地に行きたかったのだが。。。)
イベント開始を待つ人々 (Photo by Gizmodo)
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グーグル電子書籍、日本でも秋ごろ販売へ 朝日新聞は2月24日付けで下記のような報道をした。 このニュースは英語の検索ではひっかからないようで、日本のソースからしか調べることができなかった。 【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)=赤田康和】インターネット検索大手の米グーグル幹部は23日、朝日新聞のインタビューで、今年夏から秋にかけ、日本を含む10カ国で電子書籍の販売を始めることを明らかにした。パソコンや電子書籍専用端末で本の全文を読める。当初の販売タイトル数は、10カ国を合わせ、最大200万冊規模になるという。 同社戦略提携担当のディレクター、トム・ターベイ氏が取材に応じた。米、英、フランスなど5カ国では8月ごろ、日本、スペイン、イタリアなど5カ国では9月か10月ごろの販売開始を目指す。すでに、出版社などの許諾を得て本の一部を見せるサービスを世界的に200万冊規模で展開しており、これを全文に拡大するよう出版社と交渉しているという。 新サービスの名前は「グーグル・エディション」。グーグルのサイトに接続して購入すれば、いつでも電子ブックを読むことができる。日本国内では、「複数の大手出版社が前向きになっている」(同社日本法人の担当者)という。PHP研究所は当初、著者の了解を得た作品1千タイトル程度を提供する予定だ。 どこの出版社が「前向き」に検討しているかは分からないが、これはかなり希望的なニュースかも知れない。グーグルの名前の大きさは停滞した業界に風穴を開けるには十分かも知れない。これからは先日連合した大中出版社21社が足並みを揃えて前に進むのか、それともその場にとどまるのか、はたまた足並みが合わずして転んだり裏切り者が出てきたりするのかも知れない。 9月か10月ごろのスタートということだが、これまでにはiPadが発売されているし、キンドルも日本語対応をしているかも知れない。いずれにせよ、今年が大きな山場になることは間違いない。
実は少し気になっているこの電子ブックリーダー というのは、電子フォトフレームメーカーのPandigitalが最近発表したNovelという電子ブックリーダーである。 Engadgetの紹介記事 Specの詳細はコチラ 書店ではNookを出している大手書店Barns&Noblesと組み、アンドロイドOSを搭載している。7インチ液晶でタッチパネル、外部メモリやWiFiにも対応している。見た感じNookよりも便利そうだ。近々手に取れるのを楽しみに待ちたい。