モトローラが特許侵害でアップルを訴える。 特許訴訟戦国時代の始まり!? (相関図付)

携帯電話機メーカー大手のモトローラがアップルを18件の特許侵害を含めた訴訟を起こしたとMac Rumorsは伝えた。しかもこの訴訟は「アップルの全て」とも言えるくらい多岐に渡っているというからすごい。

Overall, Motorola Mobility’s three complaints include 18 patents, which relate to early-stage innovations developed by Motorola in key technology areas found on many of Apple’s core products and associated services, including MobileMe and the App Store. The Motorola patents include wireless communication technologies, such as WCDMA (3G), GPRS, 802.11 and antenna design, and key smartphone technologies including wireless email, proximity sensing, software application management, location-based services and multi-device synchronization.

この特許に含まれるのはWCDMA、GPRS、802.11、アンテナデザイン、あとワイヤレスEメールやソフトアプリ、ロケーションベースにマルチデバイス間の同期といったものも含むスマートフォンのキーテクノロジーというから確かにすごい。

あまりややこしいので、Mac Rumorsは以前第三者(英ガーディアン)が作った大手メーカー間の特許訴訟相関チャートをもとに新しい相関関係図を作成したのだが、それによると下記のような事態だそうだ。確かにややこしい。

通信特許訴訟戦国時代

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。