Tech Crunchからの記事
Twitter上の情報を新聞のようなレイアウトで表示してくれるPaper.li、大物グループからの出資を決め今後の発展を目指して邁進中
スイスに拠点を置くSmallRiversという新興スタートアップのサービスを使うと、Twitterのストリーム、ハッシュタグ、およびリストを新聞のように表示させることができる。このSmallRiversが2008年に行った$1M(100万ドル)のシード資金調達以来の資金調達を行うこととなった。
今回出資を行うのはドイツの投資メディアグループであるEcona、Kima Ventures、フランスのアントレプレナーによるアーリーステージ投資ファームのXavier Niel、およびJeremie Berrebiと、名前の明らかでない「著名ウェブ2.0ビジネスエンジェル」たちだとのこと。
Paper.liのサービスは昨年4月にアルファ版として提供開始されている。Twitterに投稿されたリンクなどを組み合わせて新聞のホームページ版のように兵地する。このバーチャル新聞のテーマとして指定できるのはTwitterのユーザ(例えばTechCrunch Japan)、リスト(例えばRobert Scobleのテック界の重要人物リスト)、ハッシュタグ(例えば#oilspill)などだ。
アメリカではTumblrやPosterousのような簡易ブログサービスが流行の兆しを見せているが、Twitterのアクセスをうまく取り込むという意味では面白いビジネスモデルだと思う。(みんな似たようなこと考えたんだろうけども)筆者はTwitterは目新しさが先行しているだけで、それほど長くは今のような流行は続かないと考えている。ソーシャルメディアを取り巻く今の流れにうまく乗って、会社や個人のブランディングにうまくつなげるようにしないと、結局後に残るものが少ないのではないだろうか。しかし、このようなサービスが増えてくるともう少しTwitterの息も長くなるかも知れない。似たようなサービスは他にもいくつかでてくるだろうし、NingでもAppで対応することが可能になるかも知れない。(Ning Appはもっと数が増えたほうがいいんだけども)