昨日は立教大学であったIGDA(International Game Developers Association) Japanのイベントの開始前に同団体代表の新清士氏にお会いし、ゲーム業界や今後の電子出版の展望などについて歓談させて頂く場をもつことができた。
新氏は日経ITプラスで「新清士のゲームスクランブル」という人気コラムを執筆されている。ゲーム業界や最新のIT業界にも明るく、世界的な観点から日本の現状を見つめて正しい方向性へと導くことのできる数少ないオピニオンリーダーの一人である。以前からお話したいと思っていたが、先日同コラムで電子出版に関するエントリーを読ませて頂いたのをきっかけに、ぜひ筆者が主宰している電子出版SNSに参加頂こうと、兼ねてから親しくさせて頂いているゲーム業界では随一の海外事情通として有名なナウプロダクションの大信氏にご紹介頂いた。
2時間弱ほど有意義で非常に楽しい歓談の時間をもたせて頂き、参考になることも多かった。またSNSへのご参加も快諾頂いたので早速招待状を出した。このように電子出版やソーシャルメディアというプラットフォームを通じて、世代や専門分野を超えてオピニオンリーダーがどんどんつながっていく時代はすでに到来しており、あっという間にメディア業界の勢力図も変わってしまうのかも知れない。少なくともユーザーやゲーマーといった消費者はそれを切望していると思う。何でも2.0にすればいいという訳ではないと思うが、いうなればメディア2.0の誕生であり、電子出版がそれを牽引していく力の一つであることは間違いない。
立教大学には今回初めて訪れたのだが、正門のところにきれいに桜が咲いていた。
次に立ち寄ったのはチームで戦うリーグ戦が売りのビリヤード競技団体JPAの主宰者の一人で筆者の高校時代からの親友安田光一朗君が参加したビリヤードのプロ・アマトーナメントの会場だった池袋ROSA。(観戦記はまた別のエントリーにて)トーナメントの名前はFUJIYAMA!ブスタマンテやレイズというフィリピン人の世界トッププロも参加していて、なかなかの熱狂ぶりだった。(おもわずふとした出来事からレイズと話をできたのが面白かった)
帰り際に一緒に食事をしてからアカデミー作品のハートロッカー(Hurt Locker)を観に新宿へ。題名はカタカナだと勘違いしやすい(というかそれを見込んでるのか?)が、少し特殊な用語で爆弾で負傷すること、あるいは極限の苦痛地帯、とかいう意味だそうな。爆弾の特殊処理班が特殊なスーツをきて解体処理に赴くあの危険な空間のことだ。
シリアスなテーマだが、さすがにグイグイと観客を引き寄せていく力のある見応え十分の作品だった。(ちなみに主人公はWilliams Jamesという名前らしく、劇中ではウィルと呼ばれるのでその度に無意識に反応してた自分がいたのが笑えた)
池袋駅近くでみたもう一つの桜。こちらのほうがよく咲いている。
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