ニコニコ超会議 行ってみた(1)

IMG_1833諸用で日本訪問中。たまたまGWを挟むことになったので、今回は1ヶ月の滞在。

大富豪でのコラボイベントを想定して先日ニコニコ闘会議に初参加した時にもその熱気に驚かされたが、たまたま今回は超会議のタイミングで東京にいたので、BLOGOSからの招待を受けてプレスとして超会議を取材してみた。まだまだニコニコの雰囲気に慣れてはないのだが、一見雑多な中にも見える統一感、多様性を中心とした新しい文化の形成という観点では新しいメディア業界のトップリーダーであることは疑う余地もない。4,000万人を超える視聴者数や200万人を超えるプレミアム会員数を見てももはやこれを「ニッチ」とか「オタク文化」として片付けているようでは試行錯誤甚だしい。

今年は幕張メッセの全11ホールを借りきって行われた第三回目の本イベント(4月25~26日)、こんなに広いのにどこにも人が溢れていたのは圧巻。例えば東京ゲームショーもすごい人だかりになるが、ビジネス関係者がたくさん来るため大半が一般人か出展社(者)となるこのイベントの集客力には驚かされる。遠路はるばるやってきた方々も多いに違いない。
(ちなみに前回は8ホールのみ)公式発表によると来場者数は15万1115人(昨年は12万4966人)、ネット視聴に対する総来場者数は794万495人(昨年は786万4158人)となっている。
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イベント前にテレビCMも見かけたが、これも考えればすごい。普通テレビでラジオの宣伝はしないが、ラジオでテレビ番組の宣伝をすることはある、と考えるともはや一部ではネットメディアはテレビを凌駕しているということか。

メインホール(1−8)では相撲がやはり異彩を放っていた。砂かぶり席まで売り出すという手の込みよう大相撲超会議場所

プロレスぽい一番や、ストリートファイター並みの演出がでる一番、引退した有名力士同士の取り組みや、現役横綱(日馬富士)の土俵入りまで、相撲好きも満足できるイベントであることは一目瞭然な感じ。

当初筆者の注目は将棋ブースと謎解き、そして言論エリアだったが、中に入ってみると他のブースの盛り上がりも気になる。

(続く)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。