IQ、EQに続いてSQというのもあるらしいのを今日知った。EQを発案した米国人の心理学者ダニエル・ゴールマンという人が考えだしたらしい。
”「SQ」とはSocial Intelligence Quotientの略で、日本語では「社会的知性」「社会的知能」と訳されます。複雑な人間関係を生き抜く社会性や社交性、自分と他者を効果的につなぐコミュニケーション能力など、人が充実した社会生活を営む上で欠かせない知的資質を総称してSQと呼びます。「EQ」(Emotional Intelligence Quotient)をさらに発展させた概念として注目され、とりわけリーダーに必須の能力と考えられています。” (日本の人事部 より引用)
言うまでもなくIQは個人の頭の良さを示す指標で、EQは心の指標、それに対して対人スキルの指標がEQということか。少し調べてみるとAQという逆境に強い指標というのもあるらしい、これなら自信あるぞ(笑)しかし対人スキルというのなら、もはや評価する方法については自己診断ではなく他者からの評価になるのではないか。AQにいたっては、逆境の評価てどうするんだろう。謎である。(また調べてみる)
「もともと「SQ」=社会的知性という言葉自体は、同じ米国の心理学者のエドワード・ソーンダイクによって1920年頃から使われ始めたもので、当初は「人々を理解し管理する能力であり、人間の世界でうまく生きていくために誰もが必要とするスキル」と定義されていました。しかしソーンダイクの考え方には、他人を利用して自らの益を得る“人心操縦”の内容が認められたため、ゴールマンはこれを修正。「他者との関係において高い知性を発揮する能力」というふうに、SQを再定義したのです。」(引用元:同上)
ということらしい。ふむふむ。「人心操縦」てまた面白いコンセプトだな。むしろそちらのほうが興味ある。コミュニケーション能力や、人間関係でのトラブルの解決に長けているとかそういうのを評価する指標なのだろうか。
EQに関しては評価方法が正直甚だ疑問だった。自分に対する自己評価が周囲から見たそれとは大きく異なる場合というのも往々にしてあるし、自分のことを必要以上に美化したり卑下したりする人は多いから。続きの記事を読んでみるとSQの高いリーダーの方がEQの高い人よりも企業ではリーダーシップを発揮して業績を上向きにできるとのこと。人が良いとか優しすぎるだけじゃダメということか。
SQに関しての評価方法次第では、日本に浸透することもあるのやらないのやら。またフォローアップ投稿を出したい。