AIおじさんの挑戦

毎回天中殺には苦労しているが、自分のことを振り返るいいチャンスだと思うようにしている。
普段吹いている風が「凪る」からだ。これは他にもいろんな方が指摘しており、中にはほんとに鋭い指摘もあった。自分自身で体験した者にしかわからないことかもしれないし、単なる思い過ごしかもしれない(笑)いずれにせよ人生は自分で思い込んで進むのが大事だ。

毎回年男のときに(寅卯)天中殺がくるので、前回は48、その前は36歳だった。前々回のときはいろいろ考えたあげく「自身の生産性を最大限に高める」ことに注力した結果ブログを書くにいたり、この意力(いちから)ブログが誕生したわけだ。 それから出版の機会を頂き、ドリームジョブだった国連に関連した組織での仕事にもありつくことができた。人生でも最も華やかだった頃の一つであることは間違いない。日本に単身赴任していた間に人脈も一気に増えた。

なので、天中殺を乗り切るには自分と向き合うのが大事だということはわかっていた。天中殺が終わってもその前の時のように追い風がうまく吹かないなと思って焦っていた。結論としてコーディングを学ぶことにした。自分で作りたいものがたくさんあったが、作れないし作るお金も捻出できないので歯がゆい想いをすることが多かった。その一つが大富豪のゲームだった。そうしてPaizaというオンラインコースでPythonを学ぶことを始めた。これがちょうど2023年の6月頃だったと思う。そこからもうすぐ3年というところだが、知り合いを通じて紹介頂いたAIスタートアップの社長さんからバイブコーディングというものがあるのを教わり、ChatGPTを使ったコーディングを学び始めた。一番最初に作ったPythonのアプリをJava Scriptに変換する必要があったので、それが最初の機会だった。

それまでにPytonを2週間学習したのだが、JSは一切勉強していなかった。なので完全にAIに頼るしかなかった。そしたら次の日にそれができてしまった。なんだ、コードを学ばなくてもコーディングできる時代がきたんじゃないか。そう思ってから、もちろん幾多の紆余曲折と眠れない日々を乗り越え、気づいたらAIのコンサルタントになっていた。このアドバイスをくれた方は私の人生の恩人である。

最初はChat GPTも3.5前後からだったので大変だった。トークンの制限と戦い続けた。一つのタスクを解決するのに8時間ぶっ通しでループと戦ったりもした。自分が慣れてきたのとAIの進化は並行していたので、そのうちどんどん作業が楽になり、できることも増えていった。結果としてバックエンドもフロントエンドも、いろんな生成AIも使いこなし、LLMをチューニングするようなことまでできるようになっていた。大富豪のオンラインゲームも自分で作れてしまった。

いわゆるAI駆動開発や、バイブコーディングは自分にはほんとに向いていたと実感する。10年以上頑張ってものすごい時間を投入した将棋よりもはるかにアウトプットが良かった。(いや、あれは向いていないことに投入したらどうなるかという盛大な自己犠牲的な実験だったわけだが)

ということで、今回は半自動的にAIが記事を生成してくれるメディアサイト「AIおじさんのひとりごと」を立ち上げてみた。キャッチアイ画像もどんどん作ってくれる。ソースだけを登録しておけば記事をドラフトし、スコアの高いものを自動で公開してくれる。その際アイキャッチ画像まで生成してくれるじゃないか。ほんとに便利な世の中だ。AIOJISAN.COMというドメインが空いていたので、何気なく抑えておいたが使い道に悩んでいたのでちょうどいい、となった。どんどん進化させながら、学ぶことが多いのできっと他のタスクにも活きてくるだろうと思う。今後も生成AIやフィジカルAIの波に頑張ってついていこうと思う。「AIをつかいこなすおじさん」ではなく「AIに向き合う方法を真摯に学び続けるおじさん」として。

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。

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