TEDxTOKYO 2010 レポート3 パフォーマンス風景

我らが神田瀧夢(ロム)さんのTEDxTOKYOでのパフォーマンスが公式サイトにアップロードされてました。
最後のスタンディングオベーションが確認できます。英語版と日本語吹き替え版がアップされてますが、比較的日本人には聞き取りやすい英語だと思いますので、ぜひ原語で挑戦頂きたいと思います。(観客の笑い声はあまり聞こえてきませんが、実際その場にいると皆抱腹絶倒でした) もうすぐ幻冬舎から本も出版されるということで、これから日本でも認知が高まればいいですね。



非常に流暢な英語でかつオーガナイズされてとても面白いプレゼンをされた外山健太郎さんのも動画が挙がってました。すっかり日系アメリカ人だと思ってしまいましたが、純粋な日本人だったということがイベント後に個人的に交わした会話でわかりました。インドの子どもたちが複数のマウスを使って一つの画面に向かうくだりがとってもユーモラスでした。(日本語版はこちらで)



もう一人、私にとってとても印象的な内容のプレゼンをされたのは人権弁護士の土井香苗さん。英語もとてもお上手でしたが、日本人への注意喚起のためか後半はあえて日本語でのプレゼンに切り替え。2007年に(エチオピアからその数年前に独立した)エリトリアにおられたということで、実は私は当時反対側のエチオピアにいたのでなんだか縁を感じたので話しかけさせて頂きました。最終的には挫折というか、苦い思いをされたようで、それも自分と同じだということで更に共感。日本を代表して活動されているのがすばらしいです。日本政府がもっと世界の難民を支援していく必要性を訴えられたのが強く心を打ちました。日本は人権後進国だということは他の先進国に住んだらすぐに分かることです。(日本語版はこちら



脳科学者の茂木さんはご自身のブログでも動画を紹介されていますね。「科学の恵み “The Blessings of Science”」というプレゼンでした。

全部ご紹介したいところですが、紙面の都合(笑)で他は公式サイトにて確認頂けたらと思います。

最後に東大の村山斉教授のプレゼンをご紹介。こちらも非常に堪能な英語でジョークもふんだんに交えて成されていますが、正しい英語学習でこのレベルまでは引き上げられると思います。英語学習者にとっては大きな励みになるのではないでしょうか。ただし講演内容は「暗黒物質 “Dark Matter”」についてということで、なかなか分かりにくいと感じた文系の人も多かったかも。なにせダークですから(苦笑)
(日本語版はこちら

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立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。