長いエントリーが最近なかなか書けなくなってきているので、試みの地平線ということでしばらくモバイル投稿もやってみようかと。
経済学の難しいことは分からないけど、最近の大手メーカー弱体化、ブランド力の低下を見ても、問題の本質はガラパゴスにある。
前から言っているが、鎖国に戻るのも一つの手である。しかし、国際世論も国民もそれを良しとしないであろう。縮小し続ける国内市場に依存することは甚だ危険であり、明治前の日本に戻ると考えると極論とは言えきついものがある。かものはしプロジェクトが日本で活動しないといけないような世の中は最悪だ。
よってガラパゴスを国民が見捨てるのも一つの手である。過剰梱包、過度なホスピタリティとカスタマーサポート、独自規格。日本の独自規格が世界を席巻する図がもはや想像できない。。
先ほどの投稿に戻ると、日本女性の柔らかい感性や力強さは世界でも通じるかも知れないが男性の力は通じない。男性主体の日本のビジネスシーンのそれぞれのスタンダードが要は時代遅れでレベルの低いものなのだ。ガラパゴスを見つめ直すことの一つは、従って日本社会のジェンダーバランスを見つめ直すことでもあろう。
(続く)
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メディア業界関係者の会合今日は急遽ダウンタウンまでメディア関係者の会合に招待されて参加してきた。主催者は今井ショーンさんで、来年は一緒に「Japan Film Festival」 (旧称「茶の間フィルムフェスティバル」)を運営していくことになっている非常にパワフルでかつ崇高な志をお持ちの方だ。 会場には以前高橋誠さん主催の会で一度お会いした今や全米で日本を代表するコメディアンの神田瀧夢(ろむ)さんやラストサムライで一躍有名になった小山田真さん、映画監督やDJなど個性的な面々がずらりで、後からの参加とはなったものの非常に楽しい時間を過ごすことができた。 皆専門は違うものの、このアメリカで一旗上げようとするものばかりで志は一つ。国際社会で自身のみならず「日本」を売り込んでいきたいというスピリットを強く感じることができた。私も今や電子出版というメディア業界の片隅に身をおくようになったせいか、それともハリウッドがアジアに助けを求めているせいなのか、LAらしい案件が増えてきたので自分でできることをうまく見つけてコミュニティをサポートしていきたいと考えている。音楽や映画の業界は特殊な業界だが、その分学ぶことも多い。執筆でのメジャーデビューの夢に一歩近づく日もそう遠くないのかも知れない、と信じることにしよう。 頑張れニッポン!
キンドル購入をお考えの方に土曜日の深夜にソウル→NYの出張から戻った。思えば日本で最初に就いた職がバイヤー(購買)職だったのが縁でそれから、すっかり出張族になってしまった感がある。そういう意味では普通の人よりははるかに移動には慣れているものの、やはり身体が疲れるのは否めない。特に今回はロス→ソウル日帰り出張でそのままNYに向かうというきつい旅程で、飛行機に乗った時間と地上にいた時間が同じくらいという我ながらすごい出張だった。(もともとNYに行く予定だったのが、急遽ソウルの投資家に呼ばれたのでこうなった) しかし、滞在時間は短くてもかなり実りある出張となったので満足感はある。おかげでこの1ヶ月ほど進めている中国の携帯絡みの案件でようやく一段落しようとしかけている。やはり韓国企業は行動が速いと思った。オバマ大統領も同じようなタイミングでアジアに行っていたようだが、極東アジアとの強調をずいぶん訴えていた。米ドルがその基軸通貨としての存在価値をどんどん弱めているから、気が気でないだろう。ただ、日本はあいかわらず海外から見ていてもパッとしない、民主党政権になってからの良さもまだまだ見えてこないし、今後の極東地域における立ち位置はどうなっていくのだろうか。ワイドショーばっかり見てる場合じゃないだろうに、と思わず愚痴をこぼしそうになる。 閑話休題 キンドルの国際版について日本でも購入している人が増えてきているようで、ちらほら話の話題にあがることも多くなってきた。当社で販売しているコンテンツのほうも、先月は一気に対前月比で3倍増になり、今月も今のところ先月を上回るペースで伸びてきている。コンテンツの数も順調に増えていく見通しになっているので、とりあえずはいい感じである。それに加え、今回は某大手メーカーと電子ブックリーダーのODM開発案件もスタート。いよいよ私が考える「第二世代」の電子ブックリーダーを世に送り出す時がきたと思うとワクワクする反面、やはり責任重大だ。しかも、今回は某携帯キャリアと組むことになると思うのだが、この会社が超巨大メーカーなだけに慎重にことを進めたいと思っている。 これから一気に加熱する電子ブック市場であるだけに、毎年年明けにラスベガスで開催される恒例のCESでは電子ブックリーダーだらけになりそうだが、まだまだ一般的には浸透していないのも事実だと思う。なので、これからは小生のブログでももっとこの画期的なデバイスが身近に感じられるような内容を具体的に掲載していきたいと考えている。そこでまずはキンドルの購入!これまで口頭では説明したこともあるのだが、アマゾンでキンドルを購入される際にはぜひとも当社経由でご購入ください(笑) アフィリエイトの仕組みは簡単でこのブログの右下にあるバナー、もしくは今回下に貼り付けたバナーをクリックしてその先で購入するだけ。値段はどこで買っても同じなのでご安心ください。お礼として何か分からないことが発生した際には簡単なカスタマーサポートも承ります(知り合い限定)。
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