待望のKindle for Macがリリース。~日本出張中~

先週木曜日に東京入りした。今年すでに3度目となる日本出張だ。が、今回は一件ごとの打ち合わせに費やす時間が半日以上という長いものが多いことなどで、ネットにつなげる時間が相当短かったので、ブログの更新に手間取った。(早く日本版の3GiPadが欲しい!)週末は大阪の実家に戻ったが、桜はまだのようで残念。去年のように家族で花見というわけにはいかなそう。

というわけでしばらくニュースを追いかけてなかったら、先週アマゾンがマック版のキンドルアプリを発表していたようなので遅ればせながらお伝えする。

Introducing “Kindle for Mac” — the Free Application for Reading Kindle Books on the Mac, Now Available in over 100 Countries

SEATTLE, Mar 18, 2010 (BUSINESS WIRE) — Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN) today announced “Kindle for Mac,” a free application that lets readers around the world enjoy Kindle books on their Mac computers. The U.S. Kindle Store (www.amazon.com/kindlestore) currently offers over 450,000 books, including New Releases and 102 of 111 New York Times Bestsellers, and is the only place to find some of today’s most popular books in digital format. Kindle books can now be read on the Kindle, Kindle DX, iPhone, iPod touch, BlackBerry, PC and Mac, and soon the iPad. Customers in over 100 countries can go to www.amazon.com/kindleformac to download the Kindle for Mac application for free today.

キンドルブックの総書籍数は45万冊、ニューヨークタイムズのベストセラー111作品中102作品の電子版が販売されている。興味深いのは近々iPadにも対応すると書かれていることだ。やはりアマゾンとアップルはお互いに刺激しながらも、完全に競合するというのではなく、電子出版市場という新しい分野を共に開拓していくつもりなのだろう。さて、月内に待望の日本語フォント追加は発表されるのか、それともiPad上のiBooksアプリでの日本語版コンテンツに先行させてしまうことになるのか、ますます目が離せない。

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。