コンゴ情勢についての衝撃のドキュメンタリー Congo Justice

Crisis in the Congo

ソマリアでの飢饉のニュースが日本滞在中にも流れていたが、事態は深刻化しているらしい。
ソマリア飢饉、南部全域に拡大の見通し 国連
ソマリア飢饉

【9月3日 AFP】国連人道問題調整事務所(UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、OCHA)は2日夜に発表した報告で、飢饉(ききん)が発生したソマリア南部の状態は、国際社会の大規模な支援にもかかわらず悪化しており、飢饉は今後数日中に同国南部全域に拡大するとの見通しを示した。
 これによると国内避難民は減ってきているものの、栄養失調の人の割合や死亡率は上昇傾向にあり、伝染病も広がっているという。
 国連は7月にソマリア南部のバクール(Bakool)地方とシェベリ川下流(Lower Shabelle)地方が飢饉の状態にあると宣言したのに続き、8月上旬には首都モガディシオ(Mogadishu)と世界最大の国内避難民キャンプがあるアフグーィ回廊(Afgooye corridor)など3地域も飢饉の状態にあると宣言した。
 国連の定義によると、飢饉になると全体の20%以上の世帯が極度の食糧不足に陥って人口の30%以上が急性栄養失調になり、毎日1万人当たり2人が死亡する状態になる。
 国連によると、ソマリア、エチオピア、ジブチ、ケニア、ウガンダなど「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸北東部では1240万人が過去数十年で最悪の干ばつの影響を受けて人道支援を必要としている。
 イスラム過激派組織アルシャバブ(Al Shebab)はモガディシオからは撤退したが、飢饉に襲われたソマリア南部の支配地域では依然として援助活動を制限している。(c)AFP

一方、当ブログで何度かお伝えしてきているコンゴ(DRC)の状況も以前深刻な状態である。
最近このコンゴ紛争の真相を伝えたドキュメンタリー “Crisis in the Congo -Uncovering the Truth” が発表されて話題になっている。

Crisis in the Congo

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私はこの中にも出てくるFriends of Congo の Kambale Musavuli 氏にインタビューしたことがある。彼は米国に難民として移住したが、コンゴを憂う気持ちは海外に住んでいるコンゴ人を一つにしていっているようだ。

このドキュメンタリーはYouTubeでも公開されており、視聴回数は30,000近くになっている。

1分強のトレーラーはこちら。日本語の字幕版も準備中らしい。

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日本語版コチラ
ソーシャルメディアの全盛を支えている立役者の一つはスマートフォンである。このスマートフォンにも多く使われている電子部品を通じて、私たち先進国にいる人間もコンゴとつながっているのだ。 “Everyone has a piece of Congo in his hand” というのはそういう意味である。

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。