大和証券のCMでもお馴染みのPlaying for Change (プレイング・フォー・チェンジ、PFC)は世界中のストリートミュージシャンの演奏をつなげて一つの楽曲を編成するというコンセプトで、「Peace Through Music」(音楽を通じた平和な世界づくり)を標榜している団体であることは、この意力(いちから)ブログでも何度もお伝えしてきた。
そんなPFCが毎年手がけているのが、Playing for Change Dayである。
モットーは
Musicians and music lovers are gathering on stages, street corners, and schools for a global day of action to bring music into the lives of children and to promote positive social change everywhere. Please join us!
これは主に子供たちに向けられたメッセージで、非営利団体であるPFC財団が手がけている主に途上国を中心とした子供たちへの音楽教育のプログラムを支援するものだ。
今年はこのイベントが日本でも初めて開催されたので、親善大使としてPFC財団を代表して挨拶させて頂き、PFCの共同創設者であり、プロデューサーでもあるマーク・ジョンソンからの特別ビデオメッセージもお届けした。
TEDXなどで経験をもつ運営チームの数ヶ月に及ぶ準備の賜物と言える素晴らしいイベントだった。Ustでも中継されたのだが、編集された動画はしばらくしたらネットにも公開される予定である。会場には皆が思い思いの楽器や音のなる何かを持ち込み、演奏に合わせて音楽や踊りを楽しむなど、まさにバリアフリーを提唱するPFCのビジョンとコンセプトに相応しいものとなった。来年はまた、もっと大きなスケールで開催することができるようにお手伝いしたいと思っている。
(*イベントで集められた寄付金はPFC財団に寄付される)
会場は学校の体育館ということもあり、子供向けの遊具も楽しい趣向となった。また、プロの保育士が待機し子供たちの面倒を見るなど、ファミリーフレンドリーな雰囲気が醸し出されていた。
第一部はバケットドラマーのGordeさん、ピアノ引き語りの米と茶碗さんらミュージシャンの演奏。
第二部はPFC東京楽団と銘打ち、出演者と参加者が皆で演奏するセッション。参加者は楽器を持ってくることが推奨されていたので、バイオリンやマラカスなどいろんな楽器が音色を添えた。楽器がない人は手拍子足拍子。
まさに家族が楽しめるイベントとなったPFCデー。初年度としては大成功だと思う。
当日の模様はコチラでもご確認いただけるそう。
来年に向けて、すでに構想を開始!?できたらPFCバンドを呼んでみたいものだ。