オンラインでの選挙運動が可能となる通称「ネット選挙」が解禁となってから初の国政選挙となる参議院選挙が21日行われ、即日開票の結果自公が圧勝という結果に終わった。
特に強さを見せたのが一人区で、なんと29勝2敗(沖縄と岩手)。対する民主党は一人区では一勝もできず、当設立以来最低議席という散々な結果となった。これにより衆参でのいわゆるねじれは解消され、アベノミクスと称される経済政策に力点を置く自民党政権が益々力を得ていくことが想定される。当ブログでもお伝えした小倉淳氏(維新)は東京都で7位ということでわずかに上位に5名には食い込めず、比例代表区の菅原直敏氏(みんな)も残念ながら一歩及ぼなかった。しかし、東京では最年少の女性の吉良佳子氏(共産)や反原発を訴え続けた山本太郎(無所属)が当選するなど、世代交代を求める声も一部強くあったのが反映された。小倉淳氏も橋本発言に端を発する維新への逆風に苦しめながらも40万票という数字を獲得できたのは、アナウンサー時代の知名度だけではなくソーシャルメディアでの各種の取り組みが影響したと理解できるし、自身もそうコメントしている。
しかし一方気になる情報もある。一番大事なのはその投票率の低さである。民主党の体たらくにより自公の圧勝が誰の目にも予期されたことが最大の理由ではないかと思うのだが、52.61%と戦後では3番目の低さだという。また、あれだけネット選挙と連呼されたにも関わらず、ネットでの情報に触れたのは2割(東大調べ)という信じられない数字もある。
2013 年 7 月 24 日
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