深夜に起こった奇妙な出来事

今回は一大プロジェクトで日本に二週間滞在している途中で、朝から夜までこれでかかりっきりになっている。
本当に当然のことなのだが、実際に来てみて思うのは、やはりしっかり面談しながらお互いに時間と場所を拘束しあいながら進めるのが一番効率がいいということだ。日本と海外とのやりとりの中でプロジェクトがとかく遅れがちになる理由というのは、これがなかなかできないからだろう。だから、 もしもあなたが海外進出や海外関連のプロジェクトでつまづいているならば、多少コストがかかっても、やはりしっかりとどこかで会って商談することをオススメする。必ず元が取れる、か、やめたほうがいいということが早々にわかるという収穫があるはずだ。ほったらかしにするのはやはりよくない。

さて、今回は昨晩とても奇妙な出来事があったというお話。恐らく私の36年の人生でも、「びっくりトップ10」に入るであろうくらいのおかしな出来事だ。

深夜、某オフィスの会議室で3人で食事をしていた。クライアントのAさんと、彼のところで働いているスタッフのNさん。そのスタッフは以前LAにいた人物で、私のもとで働いていたスタッフSさんの友人ということで紹介がつながり、クライアントの会社でお世話になっているという次第。

夜更けに男三人で吉野家の牛丼を食べながら話をしていた。横ではたまたまテレビが流れていた。何チャンネルなのかも知らない。
某番組で、ジェットコースターを取り上げていたので、自然と私とNさんの間で話がアメリカ有数の絶叫マシーンを多数抱えることでおなじみの、シックスフラッグ(マジックマウンテン)などの話になり、ちょっとした展開でNさんとSさんの共通の友人であるとある女性の話になった。Aさんはその人をよく知らなかったのだが、この女性は日本でもちょっと名の売れた人物だった。私はその人の名前を知っていたのだが、横槍を入れないようにテレビに視線を注いでいた。

そんな会話のやりとりの間に、この女性の名前がちらっと目の前のテレビに映ったような気がしてびっくりした。ん??

そしたらである、なんとその次の番組のメインで彼女が登場したのだ。。。

これにはなんとも驚いた、というかむしろ気味が悪かった。偶然にも程がある。しかも、私は日本にいてもテレビなんかめったにみないし、その女性の顔も見たことなかった。

実はこの夜、もう一つの奇妙な出来事が起こった。

先日ラスベガスのブログワールドに出張に行った際に、食事で移動をしようと思ってどこかのホテルを出たタイミングで、ふとどこかで見かけたことのある男性が女性と仲よさそうに手をつないで歩いてホテルに入っていくのを見かけた。この男性はM君といい、私の一つ違いの弟の小学生時代からの親友である。もう30年近い知り合いだ。
もちろん彼は郷里の大阪に住んでおり、私も15年以上会ったことがない。私はよく人にこんな形で出くわすので、先方をじっと見て、思わず声をかけそうになったが、さすがにそれはないだろうと思って声をかけそこなった。一瞬視線があったような気がした。(思えば、日本語で声かければよかった。少なくとも外人だったら反応しないだろうから)

で、そのことを思い出して、Mixiでメッセージを送ってみた。ちょうど、ちょっとした吉報があったのでそれを伝えようとしたついでだった。さすがにそれはないだろうと思ってたが、話のネタに書いた程度だったので朝になったら送ったことも忘れてしまってた。そして、先ほどPCを立ち上げたらMixiにメッセージが入っていた。それを見たら。。。なんと、彼は新婚旅行でラスベガスに来ていた!? こ、怖い。 (弟に電話したら、ちゃんと結婚式に参加しててベガスに来るのを知ってたという。連絡くらいくれたらいいのに!)

実はこんな「奇妙な出来事」は私にはしょっちゅう起こる。そう、私は見た目と違って結構スピリチュアルな人間なのである。

例えば、

出張中に、タクシーを捕まえ損ない六本木ヒルズの前をたまたま歩いてたら、ばったりそこから出てきた大学時代のルームメイトに出くわしたことがある。実に3年ぶりの再会。しかも前に会ったとき彼はリーマン・ブラザーズにいて、ショック後別の会社に転職したらそこがまたリーマンを買収した野村證券とオフィスをスワップしたので、出会う数ヶ月前にまた古巣に戻り、たまたまランチしようと思ってビルを出てきたのだという。(その頃の私は日本に出張しても2,3日しか滞在しないことのほうが多かった)
こないだ日本に戻った時は、電車の中で立ってたら、ちょうど目の前にアメリカで一緒に取引をしたことのある男性が家族を連れて、私の目の前に立ったし、SFでも、5年ぶりの知人がたまたまBARTという電車に乗り込んできて、私のとなりの席に座った。しかも彼はSFからコロラドに引っ越してきて、彼も出張を終えて空港に戻るところだったという。

前にも書いたかも知れないが、こんな出会いの中でも一番の「びっくり」はこの10年以上変わっていない。(正直今回はかなりその地位を脅かされそうになったが)

それは、昔エチオピアのアジスアベバ大学に一学期だけいて「アフリカの地理」という授業を聴講していた時の教授が、翌々年私の母校のUCLAに同じ授業の講師として着任して、彼がキャンパスを訪れた初日にカフェテリアでばったり出会ったことだ。 しかし、ぶっちゃけ今回のテレビ事件もそれに匹敵するくらいのびっくりだ。

偶然なのか必然なのか。。。それとも何かの意思によるものなのか。その判断は各自に委ねたいと思う。
多かれ少なかれ誰のもとにも起こってることなんだろうが、それからどういうサインを感じ取るかは本人次第で、それによって、同じようなことが起こる率が増えるような気が、なんとなくしている。。。

「あなたは神を信じますか?」とか言いたくなる。まさに事実は小説より奇なり、だ。
なので、私は「」というものをできるだけ大事にするようにしている。

PS:このブログエントリー上げてたら、M君からまたメッセージ届いてた(笑)

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社 ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。元世銀コンサルタント。在米歴30年。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(共にDiscover21)など計六冊。