今日はケーブルテレビの番組、「つながるセブン」のつながる解放区というコーナーに生出演してきました。
時間にして10分弱ほどでしたが、大変楽しい体験でした。
生放送は7時からだったが、リハーサルのために5時に控え室入り。
意力ブログのインターンの渡辺君と一緒に台本見ながらリハーサル
台本にはいくつか簡潔に答えるのが難しい質問があったので、それなりに準備していたのですが本番では小倉流トークでいい意味で期待を裏切られました。
話すのはゆっくりになるように心がけたのですが、視線などが気になりましたね。初体験では学ぶことは多いです。
放送後、丸の内で食事会をして、ネットとテレビの未来についてどっぷり語り合いました。最近お会いしたテレビ関係者の方々はみなソーシャルメディアの可能性を強く感じておられるのをみて、刺激を受けることが多いですね。紙と電子というまったく別のフォーマットへのユーザーエクスペリエンスの移行をしなければならない電子出版では、まずはデジタルリーディングという習慣をユーザーが身につけなければいけませんが、テレビからUst あるいは YouTube などのストリーミング番組に移行する際にはコンテンツは両方共デジタルであるという点で大きな習慣の変化は必要とされません。あとはコンテンツの質が一般人に馴染みのあるものであれば、一気に心理的抵抗感も払拭されるということで、テレビで馴染みのある人物が番組を始めるというのはかなり有効なアプローチだと思います。
あとはテレビ上の「チャンネル」体験をネット上の「クリック」体験に移行することが大事なわけですが、この点はアップルがアップルTVを、グーグルがグーグルTVを通じてやろうとしていることであり、日本ではまだ浸透していません。昨今爆発的に普及してきているスマートフォン上のアイコンとしてこの「チャンネル」体験を持ち込めるかどうかが、一つのターニングポイントになると思いますし、キンドルのミリオンセラー作品のようなマグネット的なコンテンツの登場が分水嶺になるんでしょうね。ライブで5桁、アーカイブで6桁の数字が取れるようなお化け番組がでてくれば一気に流れは変るのだろうか。。。 などとテレビの未来に思いを巡らせた一日でした。