もちろんすでに日本でも大ニュースになっているかと思うが、アップルが発売延期を表明したようだ。
報道発表
Appleは本日、以下の声明を発表いたしました。Appleは、iPad™を発売後最初の一週間で50万台以上出荷いたしましたが、予想をはるかに超える需要があり、より多くのお客様がiPadを実際に手に取って見られる中、今後数週間にわたって私どもの供給を超える需要があるものと思われます。また、iPad 3Gモデルにつきましても、4月末の納期分に対し数多くのご予約をいただいております。
このような驚くべき米国内での強い需要に直面し、iPadの米国外での発売時期を1ヶ月延長して5月末とするという困難な決断をいたしました。5月10日 (月) に、米国外での販売価格を発表し、オンラインでの予約受け付けを開始いたします。iPadの発売を待ち望まれていた米国外の多くのお客様には、このニュースに失望されることと思いますが、iPadがかくも米国で大成功を収めているという発売延期の理由を聞いてご了解いただけることを希望いたします。
メッセージから読み取れる内容としては、例えば
1.アップルはアメリカ市場を最優先
2.じらしながらも、5月10日をアピールすることで購買衝動を煽る。
3.本当に国内キャリア決まってるの?(というかもともと4月末に3G版もあわせて一斉に発売って可能だったのか??)
4.海外では売れていることを念入りにアピール
5.本当に出るのか?と不安に思い始めた人々からの問い合わせに対して、時期を明確にさせることでむしろ安心感を与える → レビューチェック→欲しくなる人が増える
6.その他の裏事情はないか?(例えば大手出版社と交渉してたりとか、アドビの件みたいに水面下で激しいやりとりがあったりしてるのでは)
ということか。しかしアップルは転んでもただでは起きない、というか、マーケティングとPRが抜群だとつくづく感心させられる。
これにより、またも肩透かしをくらってしまう人たちが多いわけで、その間例えばすでにiPadを手に入れて研究していたりする人たちとの間に差が出始める。どうせ3週間違いだし、日本で待ってても大して変わらん、と思った(一般人はともかく)関連業界人はここでも泣きを見るわけである。(恐らく先日値崩れしてたヤフオクなんかのiPadの値段も戻ってることだろう) このように、土俵を完全にアップルやアマゾンに牛耳られたプラットフォームではサードパーティ側の意向はほとんど反映されず、振り回されるだけに過ぎない。(力が無いから仕方ないのだが)
2010 年 4 月 15 日
くれぐれもipad日本に持ち込んでWiFiにつながないようにね(笑)
以下、びっくりしました。
ご一読を。
http://japan.cnet.com/blog/it_bigbang/2010/04/15/entry_27039116/
2010 年 4 月 19 日
これはびっくりです、というかキンドル国際版にあるような認証マークもiPadにはついてなかったんですね。なるほど。ノートPCとかの裏にはびっちりついてますからね。ちょっと今手元にiPadないんでまた調べておきます。ちなみに私は出張用に日本版の3Gを手に入れようと思っています。だけど、今度はアメリカでWiFiにつないだら違法になる!?