将棋ウォーズで初段になる方法(1)〜はじめに

LA将棋支部員の立入です。今年の目標はこちらで普及指導員になることです。

さて、愛用アプリの将棋ウォーズでの対局はもうすぐ2万局。初段認定は一つの目安になると思いますので、備忘録的にこちらでまとめていきたいと思います。将棋ウォーズで初段認定されると日本将棋連盟の免状がもらえます。(いま巷では棋力を最も正確に判定できると話題です)

前回のメジャーアップデートで将棋ウォーズの戦法エフェクトが8つ追加されました。(以前すべてをまとめたものはコチラ

Haburyu_Sodebisha(羽生流袖飛車)

(詳細はコチラに詳しく記載されています)

青野流 (横歩取り)

勇気流(横歩取り)

嬉野流

居角左美濃急戦

ツノ銀雁木

羽生流袖飛車

菅井流三間飛車

トマホーク

どうやらトマホークは出すのがかなり難しいらしいです。全戦法中最難関という声も。(個人的には7二飛亜急戦がこれまでで一番難しかった。後は木村定跡も相手がなかなか合わせてくれない)

で、本題の将棋ウォーズ初段ですが、マイページから見れる棋力レーダーチャートにヒントがあります。

攻撃力+守備力+終盤力の合計が7以上というのが目安になります。その中でも一番大事なのは終盤力は2.0〜2.2が目安。2.3あればかなり堅いはずです。

このシリーズでは勉強方法についても詳しく解説したいと思います。

勉強方法は序盤・中盤・終盤に別れますが、それぞれ別の「将棋筋力」が必要になってきます。体感的に、棋書に関しては初段ならこれだけあれば十分だろうというものもわかってきましたので次回共有したいと思います。

私は振飛車党から居飛車党に転向しましたが、おそらく初段だけをまっすぐ狙うなら振り飛車のほうが有利かも知れません。それは序盤の形や自分の囲いがだいたい決まっていて、棋書などで勉強した通りの展開に進みやすいからです。逆に居飛車は1.横歩取りと2.角換わりという研究発表会という渾名がつくような細かい定跡を覚えていく必要があり、それに加えて角道を止める矢倉か(最近流行の雁木)、相掛かりなどを覚えないといけなくなります。

私の場合は相手が角道を止めてくれれば、居飛車でも振り飛車でも右四間飛車にするようにしています。そして、あとはひたすら角換わりと横歩取りを勉強するという感じです。右四間を採用したので、矢倉と相掛かりにはなりません。(最近流行しているという雁木右四間には興味ありますが)

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将棋ウォーズ 戦法まとめ

立入 勝義 (Katsuyoshi Tachiiri) 作家・コンサルタント・経営者 株式会社ウエスタンアベニュー代表 一般社団法人 日本大富豪連盟 代表理事 特定非営利活動法人 e場所 理事 日米二重生活。4女の父。在米歴20年以上。 主な著書に「ADHDでよかった」(新潮新書)、「Uber革命の真実」「ソーシャルメディア革命」(ともにDiscover21)など計六冊を上梓。