将棋ウォーズは無課金だと1日3局のみの対戦、課金をするとこの制限が解除され棋神が更新毎に贈呈される。この棋神はPonanzaというかつて現役名人まで倒してしまった最強AIの一つである。(今はGoogleも強いのを出してきたし国産にも強いのがある。*Ponanzaはすでに「引退」済)
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ところでもはや将棋ウォーズで初段になる=初段になるというのと同意だと思われる。道場の認定でも、例えば千駄ヶ谷会館に行って、ウォーズで初段です、と言えば「じゃぁ初段でいいと思います」という感じで初段前提の手合がセットされるという具合。
棋書について触れる前に、将棋のアプリについて今朝気づいたばかりの出来事をシェアしたい。初段になるために必要なアプリが何かと問われると、それは3つあると思う。一つはこの将棋ウォーズ、もう一つは将棋連盟のモバイルアプリ「将棋連盟ライブ中継」、そして最後に「ぴよ将棋」だ。初心者は「ハム将棋」」という可愛いオンライン将棋アプリからよくスタートしていたが、このぴよ将棋、かわいい割にはめちゃくちゃ強い。最高レベル(現在は40)のぴよ帝なんて、アマ五、六段の強さがある。
ぴよ将棋のいいところは、棋譜の解析をしてくれるところ。将棋ウォーズにも棋神解析というとんでもなく便利なツールがあって一瞬で解析してくれるが、あくまでもウォーズの棋譜のみの対応だったし、お金がかかる。ぴよ将棋では実は長らく将棋ウォーズの棋譜をそのまま解析してくれるツールがあり、時間はかかるもののとても便利だった。それがどうやら終了してしまったらしい。ユーザーからするととても悲しいことではあるが、筆者はかねてよりよくウォーズ運営側がこれを許していたなと思っていたので、まぁしかるべき結果というべきか。
棋力向上に対局は欠かせなく、いまオンライン対戦ができるようになったことで時間や空間の制約がなくなり、本当に便利になった。プロ同士だと対局の後に感想戦というのがあるが、ウォーズでも対局後は自分の棋譜を振り返る時間をもちたい。そんな際は「棋神解析」をぜひご活用ください。
*棋神解析の使用手順はコチラ